もう12月ですね。師走に入り、日本では何かと忙しくなるようですが、私ども日本語部でもお正月番組の準備でがたがたし始めました。で、先日、日本語部の若いスタッフに、師走の意味を聞かれました。そこで、「これぞ読んで字の如し」と答えておきましたが、師走にはいろいろな説があるようですね。でも、語源から説明すると、年末には日ごろは落ち着いている師、これは先生や僧侶のことらしいですが、何しろ、師たちが忙しく走り回るということらしいですね。なんで、12月になれば先生たちが忙しいのかな?そこんところがまだはっきりしませんが、ま、いいでしょう。なにしろ、北京も12月に入り、気温がさがり鍋料理が以前よりもうまくなったのですから・・
先日も、豚肉、豆腐、ほうれん草と葱を入れた鍋を家で食べましてね。で、鍋ができ、さてはじめるかと思ってベランダにいきました。北京は冬は気温が下がりますので、この林涛は初冬から初春にかけて普段飲む酒はベランダにおいています。で、ベランダをみると、ありゃ?普段飲んでいる白酒(ばいじゅう)が三分の一しか残っていない。これは困ったなと思ったんですが、すでに6時半。それにすぐ近くに食品店やスーパーがない。つまり、私はショッピングというよりも。食品を買うのには不便な場所に住んでますから、エイ!面倒くさい!とこの前飲み残した紹興酒を取り出し、先に残った白酒を飲んでから、飲み残した紹興酒を開けました。で、日本のように付けるタレがポン酢じゃなく、しゃぶしゃぶと同じものにしたからうまかったですよ。ま、そんなことは別として、その夜は白酒と紹興酒をちゃんぽんにして飲んだせいか、いつもより酒の回りが速かったみたいで、飲んでからしばらくしてソファーで一眠り。「ちゃんぽんはいかんな」と自分に言い聞かせながらも、冬の鍋物はうまいと改めて思いました。
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