今晩は、ご機嫌いかがでしょうか?
11月の北京、まだ真冬までは日がかなりありますが、日一日と気温が下がり、街路樹の葉の色も徐々に変わってきたようです。皆さんのところはいかがでしょうか?
ところで、先日、家内が市場でサトイモを買ってきました。家内はもっぱらサトイモをやわらかく蒸して皮を剥き、砂糖をつけて食べるのですが、わたしはそんな食べ方をしません。もちろん酒の肴にするのです。蒸したあと砂糖をつけて食べるなんてとんでもないですよね。これはうそ!
その日は、午後に台所に入り、サトイモをきれいに洗って、手袋はめてナイフで皮を剥き、適当な大きさに切っておきます。鍋に油を熱し、ニンニクとしショウガの刻んだものを炒め、香りが出たら豚の挽肉と味噌を加えます。それからサトイモを入れて炒め、水を加えてから酒、醤油と少しの砂糖を入れて煮ます。そして汁気がなくなったら、油で炒めた唐辛子を少し入れ、鍋返しをして出来上がり。酒は中国の白い酒とかく「白酒」です。もちろん、酒の肴はこれだけでなく、大根の味噌汁、ソーセージの天ぷらと白菜の浅漬けでした。うまかったですよ。特に味のついた柔らかいサトイモを口の中でつぶすように味わうのはいいですね。
|