十月は一年で、気候の最もいい時期で、「ゴールデンシーズン」と呼ばれています。そのため、さまざまなイベントが各地で行われています。今年、特に注目されているのは、山東省曲阜で行われている「国際孔子文化フェスティバル」です。孔子は中国古代の偉大な思想家、教育家、政治家で、その「仁」と「大同」そして「礼」などの思想は中国古代の哲学、政治、文化、教育および社会生活、民族習慣に大きなを与えました。中国では「聖人」とも呼ばれています。講師は既に中国文化のシンボルの一つになりつつあります。また、外国で中国語を教える学校は「孔子学院」と名づけられており、そして儒学を学ぶことは現代においてまた一つの風潮となっています。孔子はすでに中国文化のシンボルの一つになりつつあります。今週の「カルチャー・ピックアップ」では、この国際孔子文化フェスティバルについてお話します。今回のフェスティバルが「国際」と名づけられたのは、中国だけではなく、ユネスコなど国際機構の代表者も出席したからです。また期間中、「台湾海峡両岸の孔子文化交流週間」も催され、台湾の国民党孔子祭祀文化団を初めとする人々も祭祀に参加しました。孔子の精神は海峡両岸の距離を縮めています。番組では、祭祀儀式の現場の音を交え、ユネスコや台湾の代表、そして、日本の参加者のインタビューをお届けします。
「博物館めぐり」は、北京皇城博物館についてご紹介します。
「中国昔話」は「恩師の献立」をお話します。
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