秋の気配が感じる北京!「天高く馬肥ゆる」というのは昔から、北京の秋を形容する言葉です。今、都市では馬をあまり見かけなくなりましたが、すかっとした青空が久々に現われて、ようやく北京らしくなったなという感じです。
今週の「カルチャー・ピックアップ」では、最近中国で話題を呼んでいるネットパロディーについて取り上げています。パロディー自体は歴史が長いものですが、ネットを手段としたパロディーは最近の流行です。番組では、この風潮を引き起こした有名な短編映画「饅頭による殺人事件」や、CCTVのスポーツアナウンサー、黄健翔の絶叫事件などを紹介しています。もちろん、それらの事件に因んだパロディーは話題の中心です。果たして、ネットのように自由な世界では、勝手にパロディーを作るのはいいのか、パロディーの制作者、ポータルサイトの責任者、ネット利用者の大学生、国の管理部門など、各方面の意見を聞きながら分析していきます。そして、ネットパロディーに対する規制は果たしてどうなっているのでしょうか。番組を聴けば、お分かりになると思います。
面白いのは、番組を担当する二人とも、「饅頭による殺人事件」というパロディーは目にしましたが、原作の映画「プロミス」は見ていません。3億人民元(凡そ45億円)の投資で製作された映画「プロミス」の視聴者数はひょっとしたら、個人の遊びみたいなパロディーに及ばないかもしれません。それはなんとも皮肉的な結果でしょう。
「博物館めぐり」では、中国の文豪??「郭沫若記念館」をご紹介します。令嬢の郭さんに生前のエピソードを紹介してもらいます。
そして、「中国昔話」では、林涛アナウンサーの食いしん坊日記を楽しんでもらう他、広西の白湯麺にまつわる面白い昔話を大放送!
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