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「789工場」で、新鮮な発見!
   2006-05-30 12:43:05    cri

 文化マガジン、毎月最終週の特別企画、「カルチャー・サロン」。ゲストの方に来て頂いて、色々な文化現象について語り合うコーナーです。今週は傅穎アナの担当で、ゲストに満尾、末永両アナに来てもらって、北京のホットなトレンドスポットーー「大山子芸術区」について話題を取り上げました。

 大山子芸術区は別称、「798工場」。まだ稼動している工場と、廃棄された作業場に設けられたギャラリーが並立しており、毛沢東時代のスローガンが鮮やかに書かれた壁に現代風の絵画作品が掛かっていますーー昔と今は奇妙に融和されている風景が人々をひきつけ、人気を呼んでいます。

 芸術区の先駆者、2002年に日本の東京画廊と一緒にここでアートスペース「北京東京芸術工程」をオープンした画家の黄鋭さんのインタビューです。

 傅:ここでギャラリーをオープンした理由をお伺いしたいのですが。

 黄:実は偶然でした。ギャラリーの場所選びに、何回も失敗しましたね。ある日、大山子には間もなく取り壊される工場があると聞いて実際に見に来たら、建物はなかなか壮大で、制限のない空間だなと感じました。やっぱりここでは歴史が見えますね。ここにギャラリーを設ければ、昔と今を同時に感じることが出来るんじゃないかと思って、ギャラリーをオープンしたのです。

 傅:しかし、工場の外見は余りにもおおざっぱで粗末ですね。こんなところでギャラリーを開設するのは、本当に奇妙な発想だと思います。

 黄:確かに建物自体は粗末に見えるかもしれません。でも、ここでこそ、自由に芸術的才能を発揮することが出来ると思います。古い工場はただ表面的なもので、ここで活躍している人が都市の新しい時代を代表しています。私たちはここで、都市の歴史を顧ることができます。「798工場」って、昔と今を繋いでいるところだと思います。

 今年の4月下旬から、五月の下旬まで、ここで「大山子アートフェスティバル」が催されました。今回の「カルチャー・サロン」はそのフェスティバルを取材に行って、両ゲストの見学感想を交えながら、お届けします。是非お聞きください。

 そして、「博物館めぐり」は今週お休みです。中国昔話はいつものように、林涛アナが独特な調子で中国の民間物語を語っています。今回はハニ族の昔話「三つの卵」です。

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