5月16日のカルチャーピックアップでは、中国の少数民族、錫伯族の「西遷節」のことをお伝えしました。北京で行われた賑やかなお祝いの様子を紹介しましたが、放送後、日本にお住まいの錫伯族の方、承志さん(錫伯語名はkicenggeさん)からメールをいただきました。
承志さんはメールで、つぎのように書いてあります。
『初めまして。京都在住のシベ族、承志と申します。今日、シべ(錫伯)族の西遷節の話を楽しく拝聴いたしました。本当にありがとうございます。京都でこのような話を聞けてとても感動しました。』
そして、承志さんは「シベ族の日本語表記については、現在日本の学会では殆ど『シベsibe』と書くようになりました」と教えてくださいました。
初回放送のとき、ある辞典を参照して、錫伯族のことを、「シボ族」とご紹介しましたが、続編の今回は「シベ族」ということでお送りいたします。承志さん、ありがとうございます~
さて、今週のカルチャーピックアップ、先週に引き続き、「西遷節」のお祝いの様子とシベ族の若者たちへのインタビューをご紹介いたします。
北京化学工学大学の三年生、堅瑞さんは今学期から日本語を勉強し始めました。日本の富士山と歌舞伎が好き。そして、同級生の郭麗萍さんは日本の文化に親近感があり、日本のアニメ、特に宮崎駿の作品が好き。俳優の山下智久が好きで、最近は彼が主演したドラマ、「野ぶたをプロデュース」を見たそうです。そして社会人の賀舒堅さんは日本語の発音が美しく、また勉強熱心で、日本と中国のことについて伺うと、すぐ2005年の中日のGDPの数字を出して、中国の若者はもっとがんばらねば・・とおっしゃいました。とても感心しました。
さて、吉田さんの「博物館めぐり」のコーナーでは、北京の警察博物館をご案内します。どうぞお楽しみに。
最後は、林濤さんによる「中国昔話」です。食いしんぼ日記のほか、「友はネズミ」というお話です。
(担当:藍暁芹 ran_cri@hotmail.com)
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