人と馬との共同作業は、中国やエジプト、ペルシャといった多くの古代文明に遡ります。馬を用いた競技としては古代オリンピックに戦車競技(シャリオ・レース)がありました。
近代オリンピック第2回パリ大会で馬術はオリンピック競技になりましたが、その時の競技は障害飛越1競技のみでした。1921年に開催された国際会議の結果、オリンピックでは馬場馬術(ドレッサージュ)、障害飛越(ジャンピング)、総合馬術(イベンティング)の3競技で構成することが決められています。
馬術競技は唯一男女の差がまったくなく、動物と一緒に行う競技です。
2004年第28回アテネ大会の馬術競技のフォーマットは1900年の第2回パリ大会、1912年の第5回ストックホルム大会と非常によく似たフォーマットになります。
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