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第6回オスロ大会
   2006-11-04 10:45:55    cri

 1952年第6回大会の開催地は、立候補した3都市から、IOC・国際オリンピック委員会がノルウェーのオスロを選んだ。冬季オリンピックが、ついに現代スキーの発祥地にやってきたのである。

 1924年の第一回大会から、開催地は全て中小都市であったが(シャモニー、サンモリッツ、レークブラシッド、ガルミッシュ・パルテンキルヘン)、このオスロは、ノルウェーの首都であり、初の大都市での開催となった。

 オスロは3方を山に囲まれた臨海地域であり、新鮮な空気、素晴らしい絶景に恵まれているところだ。ウィンタースポーツの王者、スキーは、ノルウェー人が最も好きなスポーツ。毎年3月の第一日曜日は、スキーフェスティバルが開催され、様々なイベントが行われる。この日、老若男女を問わず、みんながスキーを楽しむ。冬季オリンピックにおけるノルウェーの強さは、この市民誰もがウィンタースポーツに親しむ「裾野の広さ」があるからだ。

 ノルウェーは全力で、開催準備に取り込んだが、天候に恵まれず、雪がなかなか積もらなかった。委員会は、市民の協力を仰いで、雪を運ぶ作業まで行なったが、それでも不足し、一時は開催地の変更まで想定していた。しかし、開幕直前、幸運にも、大雪が降り、大会が計画通りに開催された。

 30の国や地域から694人(女子109人)が大会に参加。ニュージーランド、ポルトガルが初めて選手を派遣した。

 メダルランキングはノルウェーが再びトップに躍り出て、22種目中、7個の金メダルを獲得した。アメリカと、フィンランドはそれぞれ第2位、第3位となった。

歴史
v 第5回サンモリッツ大会 2006-10-29 13:48:09
v 第4回ガルミッシュ・パルテンキルヘン大会 2006-10-19 14:03:15
v 第3回レークブラシッド大会 2006-10-13 16:24:49
v 第2回サンモリッツ大会 2006-10-06 15:58:02
v 第1回冬季オリンピック(シャモニー) 2006-09-30 13:29:08
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