1936年の第4回冬季オリンピック大会の誘致に動いたのは、ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘンだけだった。従って、ライバル無しで主催権を獲得した。因みに、同年の第11回夏季オリンピックもドイツで行われた。冬季と夏季のオリンピック大会が同じ国で開催されたのは、これで史上第3回目で最後でもある。
この大会は、1936年2月6日から16日まで開かれ、4競技17種目が行われた。男子4×10キロリレー、アルベンの複合種目が新設され、公開競技として行われた。
17種目の中で、ノルウェーが金メダル7個、銀メダル5個、銅メダル3個を獲得して、トップ。開催国ドイツ、スウェーデンがそれぞれ2位、3位だった。
全体的に言えば、この大会は成功だった。新設種目がドイツ人に受け入れられ、観客を大勢集めた。記録によると、延べ50万人が観戦した。観客の注目は、冬季スポーツの発展を促進したことだろう。
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