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よく頑張った!ラテンアメリカ!
   2006-07-05 16:58:26    cri

  W杯も大詰め。いよいよ世界のサッカーの頂点を争う決勝が行われようとしています。今年はフランスとイタリアのヨーロッパ勢同士の決勝。私のお気に入りの南米チーム、アルゼンチンはドイツに、ブラジルがフランスに敗れて、いずれも姿を消しました。中国には南米チームのファンが多いので、残念だなあと思う人も大勢います。

 いずれも0ー1、もしくはPK戦という僅差で敗れましたが、すばらしい戦いを見せてくれました。

 中国中央テレビが最近、「優勝国予想」というのを毎日募集しています。試合の進行によって、毎日結果が変わるのですが、ブラジルや、アルゼンチンなどラテンアメリカ勢はこれまでいつも上位5位にはいっていました。

 優勝国予想といわれれば、ブラジル・アルゼンチンが上位に出てくるのは当たり前と思われるのでしょうが、やはりこれまでの試合を見ていると、この両チームの試合は非常に印象深い・・サッカーの面白さを教えてくれるようなプレーをしているのです。今回、ドイツ滞在中の北京放送記者は、ラテンアメリカからやってきた記者の皆さんに逆取材をしました。

 メキシコのスポーツ紙「スポーツ速報」の記者ロドリゲス氏はこう語りました。「ブラジルとアルゼンチンのサッカーはやはり世界では特別ですよ。彼らにとって、決勝トーナメントに残るのは当たり前。要はその先ですからね。アルゼンチンは負けはしましたが、今大会で彼らが見せた個人技、戦術と総合力は世界中のサッカーファンを楽しませました。ただ、私個人はブラジルが決勝に進出すると思っていたんですが、やはり地の利でしょうか。フランスに敗れましたね。」

 あとアルゼンチンというのはヨーロッパのサッカーなどがやっている、また今、主流となっているスピーディなサッカーとは少し異なる、やや古い形のサッカーをやっているような気がしますが、いわば組織のヨーロッパに対して、個人を中心としたテクニックのアルゼンチンと、非常に対照的なチームが戦うということで、サッカーファンにとってはたまらない・・ですからアルゼンチンというのは大変貴重な存在だといえるわけです。

 2002年の日韓共催W杯で、アルゼンチンはグループ予選で敗退し、大きなニュースとなりました。リベンジーをかけた今大会で、「死の組」といわれるほど最も戦いにくいC組に入りましたが、3戦2勝1引き分け、グループ1位という成績で、堂々と次のラウンドに進出しました。また世界をびっくりさせたのは、グループ戦のセルビア・モンテネグロとの戦いで、6?0という大差で、守りの堅いセルビア・モンテネグロに勝利しました。

 そのアルゼンチンはこれまでW杯を2回制していますが、一方、5回の優勝経験があるブラジルは、7月3日時点ではまだトーナメントに残っています。下馬評からしても、やっぱりブラジルなのか・・いやヨーロッパ開催で南米はなかなか勝てないというジンクスが今年も当たるのかと、いろいろ言われていますが、やはりそうでした。  

 ブラジルはグループ予選で、3戦全勝の成績を上げたのに続き、決勝トーナメントでは3?0でダークホースのガーナを下しました。この試合で、エース、ロナウド選手は今大会3つ目のゴールを決めました。それによって、彼はこれまで出場した4大会で15のゴールを決め、ワールドカップ新記録を塗り替えたのです。そのアルゼンチンとブラジルについて、同じく南米の強豪国、コロンビアのラジオ局「caracol」でサッカー報道を担当しているホセ・パラ記者がこう語っています。

 「私自身は大会前から、ブラジルのチーム力を不安視していました。とても強いですが、困難に陥ったときに必要な精神力が足りない気がしたのです。その不安が的中しましたね。逆に負けはしましたが、今大会のアルゼンチンが好きです。彼らはチームとして団結しており、守ってよし、攻撃してよし。そして強い向上心が見られます。でも、ブラジルもアルゼンチンも、いうまでもなくラテンアメリカのサッカーを代表するチームです。彼らから、ラテンアメリカのサッカーは大きな変化を受けています。つまり、スピードとチームワークがもっと重視されるようになったということです。」

 この変化について、ホセ記者は、「ブラジルもアルゼンチンも多くの選手を海外に派遣し、高いレベルのリーグで活躍している。彼らを通して、ヨーロッパの進んだサッカー理念とトレーニング方法が伝わり、またこの二つの国を通して、ほかのラテンアメリカの国へと伝わる」と考えています。

 さて、もう一つ、今回、ラテンアメリカで注目されたのがエクアドル代表でした。グループ予選で強豪のポーランドとコスタリカを相次いで下し、出場二回目で決勝トーナメントに進出を果たしました。また、次の優勝候補のイングランドとの試合で、多くのチャンスを作りましたが、惜しくも0?1で敗れました。そのあたりをメキシコのスポーツ専門誌「スポーツ速報」のロドリゲス記者はこう評価しました。

 「今大会、私が最もびっくりしたのはエクアドルです。彼らのパフォーマンスには今後も注目していこうと思っています。その戦い方は以前とだいぶ変わりました。攻撃のスピードが速く、また攻撃から守りへの転換も非常にスピーディです。この進歩は彼らが予選でいつもチリやパラグアイなどの強豪とスピードと戦わなければならないからでしょう。このような実践的な戦い方があったからこそ、決勝トーナメント進出を果たせたのです。」

 自分より強いチームと多く戦い、そこから相手の長所を勉強して自分のものにする、これはサッカーの基本、いえ、すべてのスポーツの基本なのではないでしょうか。(文章:王丹丹 07/05)

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