十月の北京は秋がさらに深まれ、朝晩は冷え込みますが、日中は暖かい。旅行には最高の季節にあります。今年の国慶節の大型連休は9月29日から10月5日までで、この7日間で、中国各地を旅行する観光客はのべ1829万人を超えたということです。
また、観光スポットですが、オリンピックゆかりの場所が最も人気で、北京のほかに、天津、上海、青島、秦皇島などを訪れた観光客も多かったのです。北京のオリンピック公園の中心区で36万人が集まった日もありました。そのほかに、大都市周辺のレジャー施設や中西部のエコ・ツーリスト、四川省の地震被災地周辺の旅行も人気の的です。
国慶節の連休は期間が長いですが、大多数の人がこの期間中に出かけるので、結局、道路も渋滞し、交通機関も負担が重い。また、観光地にも人でいっぱいになる。ですから、全国統一の連休を廃止して、有給休暇をもっと増やしてもらいたい声も上がっています。
さて、いつも一緒に番組を進めていた満尾巧さんは、10月で日本に帰ることになりました。そこで、番組は一人で進行することになりました。したがって、番組の構成も少し変更がありました。番組の中で音楽のリクエストも引き受けますので、どしどしリクエストのお便りを寄せてください。お待ちしております。
今週の番組では、テレサ・テンの曲『甜蜜蜜』、箏の演奏曲『海よ!ふるさと』、レネ・リュウの『最高の未来』を挟んで、皆さんから寄せていただいたお便りをご紹介するほか、「ホットホット通信」のコーナーでは、10月1日から15日まで北京で上演しているシェイクスピアの名劇『ハムレット』についてお伝えしました。(東)
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