北京オリンピックもいよいよ今週までとなり、連日熱戦が続いています。それにしても、開催国中国の活躍ぶりはすごいです。こちらでは、テレビの各チャンネルで中国勢の活躍や熱い応援ぶりが報道されて毎日圧倒されています。
私はこの間、「鳥の巣」こと、国家体育場で陸上の競技を見ました。初めて現場での陸上観戦でした。席が高い位置で、正直言って、あまりはっきり見えませんでしたが、現場の雰囲気はとてもよかった。私が見た日に、男子砲丸投げの決勝と女子10000メートルの決勝がありました。周りは中国人だけではなく、オランダ人、日本人、アメリカ人がいて、楽しかったです。ポーランドの選手が優勝した際、会場の観客全員がウェーブで祝いました。
また、今回のオリンピックでは、外国人が国家チームの監督になったりすることが多いことに気がつきました。中国の場合、フェンシング、水泳、ホッケー、自転車、野球、男子バスケットボールなどあわせて20数人の外国人監督が中国チームいます。また、アメリカ選手団には、女子バレーの郎平監督をはじめ、女子体操や飛び込み、陸上の種目でも中国系監督の面影が見られます。そして、卓球、バドミントンの種目で、韓国チーム、シンガポールチームの監督も中国系です。そういう意味でも、スポーツの国際化が進んでいますし、積極的に強い国の指導者たちから教えを受けないと、オリンピックでは勝てなくなっているということでしょう。
さて、今回の番組ですが、まず、現場取材をしている姜平記者にシンクロナイズドスイミングの様子を電話でリポートをしてもらいました。
『北京歓迎ニ(北京へようこそ)』というオリンピックソングをお聞きいただいた後、「お便り紹介」のコーナーでは、京都府にお住まいの中尾良英さん、高知県吾川郡にお住まいの沢村雪見さん、岐阜県岐阜市にお住まいの今尾吉宏さん、愛知県愛知郡にお住まいの滝一仁さんから寄せていただいたお便りをご紹介しました。詳しくは番組のほうをお聞きください。
(文:東)
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