北京はオリンピックに続いてパラリンピックが始まりました。こちらの開会式も、その見事さが話題になりました。
先週末に街でタクシーを拾おうと思ったとき、目の前に止まった車に戸惑わされました。車の色は間違いなくタクシーですが、車体はこれまで見たタクシーよりちょっと大きかったので、「もしかしたら障害者専用?」と運転手さんに確認してから乗りました。乗ってみたら、中はやはり広くて、普通の乗用車より高い。一台の車椅子がそのまま入れます。普通に乗ると、5人入ります。運転手さんに聞いてみたら、今、北京にはこのようなタクシーは30台あり、普通にタクシーを拾う感覚で乗れますが、健常者と身障者が同じ場所で拾う場合、身障者が優先して乗れるということですね。
体の不自由な人たちのためには、バリアフリー化を進めなければならないものや場所が沢山あると思います。それは、健常者にとっても過しやすい空間になると思います。北京はパラリンピックをきっかけに、バリアフリー都市にしようと、努力しているところです。
さて、今週の番組ですが、「お便り紹介」のコーナーで、埼玉県本庄市にお住まいの清水久視(ひさし)さん、愛知県稲沢市にお住まいの鈴木英夫さん、京都市にお住まいの荻野和俊さんからのお便りをご紹介しました。また、「ホットホット通信」のコーナーでは、8月29日から、二泊三日にわたって行われた長野ラジオ孔子学堂夏季スクーリングについてのリポートを届けしました。リポーターは東京支局のフエー記者でした。
では、番組のほうをお楽しみください。(東)
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