8月8日、先週の金曜日にオリンピックが開幕して、北京は街も職場もまさにオリンピック一色といった感じです。開会式の感動に浸った気分のまま、毎日の競技は熱を帯びているようです。地元中国の選手の活躍ぶりはまさに華々しいです。それにしても、今回の開会式は見事なものでした。
聖火台に点火する最終ランナーについては、いろんな予測がありましが、結局かつての金メダリスト李寧さんでした。空中の絵巻物に沿って空を翔るというアイデアはすごかったです。圧倒的な数の人々がまさに一糸乱れずパフォーマンスを行ったのが、まるで映画のシーンを見るようで驚きました。色彩的にも絢爛豪華でした。
射撃の女子10mエアピストルの決勝戦で、優勝したのは中国の郭文クン選手でした。彼女がオリンピックの金メダリストまでの歩みもストーリーになるほどですが、それを置いといて、2位のロシア選手と3位のグルジア選手が授賞式の後に抱きついて仲良く写真を撮ったりするシーンはとても感動的でした。グルジアとロシアはいま戦争状態といえるほどですが、スポーツだけはそうしたことと無縁でありたいです。オリンピックが平和を取り戻すことに繋がって欲しいと思います。
さて、今週の番組では、当日、国家体育館で体操の男子団体決勝戦を取材した姜平記者の現場リポートをお届けしました。その後の「お便り紹介」のコーナーでは、埼玉県上尾市にお住まいの小林正利さん、愛知県名古屋市にお住まいの坂野学さん、愛知県一宮市にお住まいの長谷川浩正さん、宮城県延岡市にお住まいの生永護さん、石川県金沢市にお住まいの矢神直樹さん、埼玉県加須市にお住まいの秋山栄彬さんから寄せていただいたお便りをご紹介しました。
(文:東)
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