北方工業大学は景色の美しい西山の麓にあり、工科を主とし、理科、工科、文科、経済学、管理学、法学が結合した総合大学です。
前身は国立北平高級工業職業学校で、1946年に創設されました。その後、数々の変遷を経て、1978年国務院の承認を得て、本科教育を行うようになり、1985年に今の名前に改めました。
大学には9校の学院、19の学部があります。また、25の本科課程を設け、22の二級学科の修士学位授与権を持っています。
現在、在学生が1万3000人余り、修士研究生が1000人近くいます。そのうち、全日制本科生が9300人余り、専科生が300人余り、成人教育の本科生と専科生が3000人余り、留学生が50人余りいます。
北方工業大学は社会の発展需要に適する応用型の高級人材を養成することを目標としています。学生を中心に置き、革新能力と応用能力の養成を重視しています。弾力性のある学制と単位制度を実行し、学生が段階に分けて学業を修業できるよう、3年間から8年間在籍することができます。
大学には今、教師が550人、修士研究生の指導者が128人います。また国内外の有名な学者42人を客員教授、兼職教授、名誉教授に招聘しています。
また大学は科学研究を重視し、コンピューター応用研究所、機電工程研究所、経済研究所、言語文化研究センター、建築設計院などが設けられています。
図書館には95万冊の図書を所蔵し、電子閲覧室など多機能なサービス施設もあります。
さらに対外協力と交流を展開し、アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、オーストラリア、ニュージーランドなど国の20校余りの大学と協力関係を樹立しています。外国からの留学生や香港、マカオ、台湾地区からの学生を募集する資格を持っており、現在、日本、韓国、インドネシア、モロッコ、フランスなどから留学生が来ています。また大学は毎年夏休みに中国語学習クラス、中国文化クラスなどを開催し、留学生たちが中国語を学習したり、中国の文化を理解したりしながら、中国の発展と建設に参与することができるようチャンスを提供しています。また外国人専門家や学者を招聘して学術講演を行うほか、教員として採用しています。
高等教育が大衆化・国際化している中で、北方工業大学は生命力と活力に満ちた、教育と研究を共に重視する大学を建設することを目指しています。(訳:玉)
|