大連理工大学は1949年4月に創設されました。当初の名前は大連大学工学院でした。1950年7月、大連工学院になり、1960年、教育省直属の全国重点大学に指定されました。1986年、大学院を設立し、1988年、大連理工大学に改名しました。
学校には現在、教師と職員が3153人います。そのうち、専任教師は1581人、中国科学院と中国工程院のアカデミーは10人、教授は377人、副教授は798人、博士指導者は265人です。
2006年4月の時点で、全日制在学生は2万5922人となっています。そのうち、博士研究生は2791人、修士研究生は5545人、本科生は1万7526人、予科生は60人です。また、専門学位の研究生が3781人、留学生が274人、都市学院の学生が4329人、継続教育学院の学生が1万32人います。
大学は人材の養成や科学研究に力を入れています。理工を主とし、経済、管理、文学、法学など多学科のシステムを形成しています。また、学内には大学院のほか、17の学院と37の学部を設けています。国の重点学科は9つあります。(計算数学、プラズマ物理、工程力学、機械製造及び自動化、水工構造工程、港口、海岸及び近海工程、応用化学、船舶と海洋構造物設計製造、管理科学と工程)。
また、一級学科の博士課程研究室18室、二級学科の博士課程研究室104室、修士課程研究室146室、博士課程終了者研究室16室も備えています。それに、MBAとEMBA、MPA、建築学修士、工学修士の4つの専門学位の授与権を持っています。
学校の敷地面積は307万3000平方メートル、建築面積は129万2000平方メートルです。図書館は書籍219万冊余り、電子版雑誌1万7000種余り、データベース55種を所蔵しています。
大学では対外交流と協力を広く行っており、現在23の国・地域の131校の大学や研究機構と安定した交流と協力関係を確立しています。また、名誉教授、客員教授、顧問教授を200人余り招聘しています。
現在、学校は国際的かつレベルの高い研究型の大学を目指して努力しています。(訳:玉華)
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