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「中国国際放送局日本語放送開局65周年」原田桂子(作文募集)(上)
   2007-01-04 15:00:45    cri

 千葉県館山市。北京放送を聞き始めたきっかけは太極拳だ。それは20年ほど前のこと。そして、中国の雑誌「人民中国」や北京放送を通して、貧しい家庭の子供たちの就学を支援する「希望工程」を知り、貯めたお金合計500万円ほどを、中国河北省河北省豊寧県六道溝小学校に寄付。この学校の校舎の修繕やパソコン、冷暖房などの設備の購入などに当てられている。学校の生徒から日本のおばあさんとして親しまれている。

 放送開始65周年、おめでとうございます。ちょうど私の年齢と同じですね。私が貴局とかかわりを持つようになってから、まだ20年ちょっとしか経っていません。

 北京放送を聞き始めたきっかけは太極拳です。私が最初に中国に興味を持つようになったのは、健康のために始めた太極拳を通してでした。約25年位前に、一生続けられるような、健康によい運動はないかと考えていた時、市民のために太極拳を指導してくれる講座がありました。その講座をずっと続けて、今は主人が指導員になり、私が助手をして続けています。

 中国国際放送局の65周年という期間を考えるとき、それは一本の木の生長と重なって考えられます。人々は、その大きさ、太さ、美しい花が開けば賞賛を惜しまず褒め称えることでしょう。花の咲く春、青葉の美しい夏、そして秋になり、葉を落とし、寒さや風に耐えて、耐え忍んで、じっとしている冬。このめぐりが65回も繰り返されたのですね。

 この太くて立派な木も美しい花も、植えた時には目立たない、小さな細い木で、人々の目にも入らず、その場所を人は通り過ぎていったことでしょう。やがて年月はその木を大木にし、花もたくさんつけるようになり、もう今では押しも押されぬ大木となり、花の見事さ、美しさに、人々は集い、花の恩恵にあずかって弁当を広げたり歓談したり、歌ったり踊ったりして、褒め称えられ、愛される木となったのでしょう。

 しかし、いつもすべてが順調に育つことはなかったでしょう。途中で色々な原因で、枯れることもあれば、同じ場所に、同じ木を植え、同じに手入れをしたつもりでも、その成長は同じように行かないところが、また一つの面白みとも思えます。このように、中国国際放送局は、この長い年月、先人たちの努力の甲斐あって、今はもう太い見事な花を咲かせる大木に成長されたことを思い、心からお祝い申し上げます。しかし、65年経ったからといって、この先も順調な成長、発展があるという保障はないわけで、どんな大木も、その周辺で常に見守りと手入れを怠りなくする人たちがいてのことだと、つくづく思わされます。この先の10年、20年先にも、美しい花を咲かせ続けてくれることを願っています。

通信
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