中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
「中国国際放送局日本語放送開局65周年」神宮寺敬(作文募集)
   2006-12-29 16:23:09    cri

 今年12月3日は北京放送日本語放送開局65周年 おめでとうございます。早いですね。日本語放送開局60周年に北京に呼んでいただき、あれから5年経ちました。いまや中国は押しも押されもしない大国として世界の前面に乗り出してきました。中国政府も人民も自信を持って世界の舞台で活躍しています。中国国際放送局の仕事も忙しくなりました。情報の伝達は今やテレビ、インターネットに移るようですが、ラジオによる伝達も捨てがたいものであり無視できないですね。日本語放送もそれなりに活躍しています。

 1950年代、戦後労働運動に参加した私は社会主義の本家とも思われたモスクワ放送を聞くため短波受信機を組み立て聞いていました。たまにはダイヤルを回してたら「こちらは北京放送局です」の声が入り、終わりに「お便りをお待ちしています」と呼びかけがありました。早速受信報告を出すとすぐ返事が来て嬉しかったです。それからはモスクワ放送より北京放送を聞くようになりました。ですから、私と北京放送の関係も1950年代からずっと続いているのです。

 1966年、中国の日本語週刊誌「人民中国」に招かれ、北京滞在中、北京放送を一度尋ねたことがあります。1973年9月、北京放送訪中団の一員として参加した。中国旅行中、日本語部の李順然さんと蘇克彬さんがついてくれました。廖承志さんに面接した時、中国語で話されていましたが、そのうち上手な日本語で話されたことを思い出しています。以上二度の中国訪問は香港経由で、北京まで3日かかりましが、今北京東京が約3時間で結ばれていることを思えば、両国の交流も友好ももっと発展できる状況にあると確信しています。

 21年前の1984年当時、日本語部長は朴世初Zさんだった時代の話です。当時多くの新人女性アナウンサーが入局しました。みな中国の一流大学を卒業していたので、日本語が上手ですが、日本に行ったことがあるかと聞きましたが、朴部長は行かせたいと思っていますが、引き受けているところがないといいました。私は「日本向けの放送をしているのに、日本という国をその目で見たことがなく、日本への理解も少ないではと思い、何とかして日本で研修できるようにさせたい」と二人で話し合いました。 

 日本に帰り、早速当時UTY テレビ山梨の社長中山典村氏にこの話をし、研修はテレビ山梨で、生活は神宮寺宮寺家でと決まり、そして入国の申請をしました。一番目は李麗桃さんでした。幸い当時現社長の父親 金丸信自民党副総裁の支援もあり、すぐにビザが下りました。

 日本人の一般の家庭生活や真の日本を理解するには難しく、北京放送日本語部の研修生を我が家に入れ、私と妻と一緒に生活することを妻と話し合いました。私達夫婦は、山梨大学に留学した中国留学生の下宿を引き受けたことはありますが、ホームスティーとなると食事も一緒になるので心配はしましたが、本当に日本を理解するには、日本の家庭に入ることは一番ベストだと確信したのです。

 一部の人も、私達に中国の多くの研修生を引き受けたいへんですねというんですが、私達夫婦は、日本と中国との友好を、生涯の仕事、ライフワークと思い、楽しく続けていきたいと思っています。そして、子供も孫にも続けてほしいと願っています。

 残念ながら、2005年から通勤バスの本数が減り、勤務に支障を来たすようになったため、ホームスティーの期間がうんと短くなりました。しかし、この短い期間に、私達と生活を共にし日本の家庭の状況を知らせたり、おしゃべりをしたりして、日本語を上達させ、できれば方言も教えたいと考えています。

通信
v 「中国国際放送局日本語放送開局65周年」時實淑子(作文募集)(下) 2006-12-21 15:01:52
v 「中国国際放送局日本語放送開局65周年」時實淑子(作文募集)(上) 2006-12-15 12:55:12
v 北京・日本映画週間(二) 2006-12-09 00:00:54
v 北京・日本映画週間 2006-12-01 14:14:42
v 私と北京放送・松尾義臣(作文募集) 2006-11-23 20:03:51
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |