Q:「あんな暮らし、こんな暮らし」という番組は、中国の状況を具体的に知ることのできる有意義な番組で、毎週楽しみに聞いています。さて、中国では、18歳から44歳の80%が運動不足とのことですが、成人病も増加しているのでしょうか。」
A:18歳から44歳までの年齢層は、勉強や仕事で一番忙しいとされています。特に、現在中国が急速に発展していることに伴い、社会競争も激しくなっています。社会のペースに追いつこうと、皆一生懸命がんばっていますが、それで運動する時間がどうしても作れない人も多くなってきます。したがって、病気にかかる人も増えているようです。日本では脳卒中・心臓病・ガンが3大成人病と呼ばれていますが、中国でも、最近ではこのような成人病が問題視されています。特に、高血圧・冠状動脈心臓病・動脈硬化・糖尿病・肥満が、5大疾病と呼ばれています。それだけではなく、最近は、18歳以下の子供たちも、成人病の予備軍となっているケースも多いです。なかなか時間がないですけど、こういう成人病予防は若いうちから始めたほうがいいでしょうね。皆さん、自分のために、家族のために、体を鍛えましょう!!!
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