今週は、出張で北京郊外へ行ってきました。秋真っ盛り、郊外の山々は、赤と黄色に染められて本当に美しかったです。郊外は、空気が明らかに新鮮で、空も高い気がしました。私たちが泊まっていたホテルの近くには、山があり、小さなダムもありました。そして、周りには多くの柿の木が植えられていました。今は、ちょうど柿の季節で、オレンジ色の実に飾られている木を見て、本当にわくわくした気持ちになりました。見るだけではもちろん満足しませんよ。道路の両側には、柿がいっぱい詰まっている手提げかごを持っている近くの農民がズラリと並んでいました。彼らに聞いたら、1個(およそ250グラム)たったの5角(8円ぐらい)だと分かり、びっくりしました。さっそく1個買って、皮を剥いて食べました。「甘い!おいしい!」思わず大声で叫びました。それから、ちょっと硬いのを買って持ち帰りました。また、2、3日経って柔かくなれば、食べられるはずです。
さて、今週の番組を紹介します。
お便りの時間では、引き続きリスナーのみなさんからの質問にお答えします。中でも一番面白かったのは、「油条」に関する話題です。「油条」というのは揚げパンみたいなもので、中国特有の食べ物です。今回はその作り方を紹介します。皆さんもぜひチャレンジしてくださいね。
「ホットホット通信」では、日本の鉱石学者である豊遥秋(ぶんの・みちあき)さんの話を紹介します。豊さんは、元・日本地質調査所の館長です。今年の9月、豊さんは自分で集めた3500点の鉱物標本を中国地質博物館に寄贈しました。日本の鉱物学者として、どうして自分のコレクションを外国の博物館に寄贈したのか?ぜひ今週の番組を聴いてください。
「kokuseiが聞く」のコーナーでは、樋口政則さんのインタビューをお送りします。楽しみにしてください。
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