先週末、社内旅行で中国の中部・山西省へ行ってきました。今回は、山西省の省都・太原近くの「王家大院」や、「平遥古城」、「綿山」を観光しました。本当に楽しかったですよ。「王家大院」というのは、明代から清代にかけて作られた大邸宅です。静昇王氏一族の住宅建築群で、総面積15万平方メートル、主に住居などの建造物が集まる高家崖と、外からの防御用の塀壁や門である紅門堡という2つの建築群からなっています。これらの豪華な住宅建築群は、半世紀かけて、巨額の資金を投じて造られ完成されたものです。このお屋敷も当時の繁栄ぶりが感じられる、非常に壮大で豪華な作りでした。それから、「綿山」というところにも行って来ました。これは、最近開発された観光地ですけれども、山の斜面にお寺が点在していて風景もすごくきれいなところです。「平遥古城」はご存知のように世界遺産に登録されている古い町で、歩いていると古(いにしえ)にタイムスリップしたような気分になりました。皆さん、これから、チャンスがあればぜひ山西省を旅してみてください。
さて、今週の番組をちょっと紹介します。
お便りの時間では、2008年北京オリンピックを見に行くため中国語を一生懸命勉強している、徳島県徳島市の田村さんから暖かいお手紙をいただきました。兵庫県明石市の吉田さんからは、点字のお便りと内容を吹き込んだテープをいただきました。今までずっと北京放送を応援してくださっていたとのこと、本当に感動しました。また、神奈川県三浦市の会澤武史さんからは、中国の山東省を旅した感想を聞かせていただきました。なお、中国のファッションなどに関する質問もいただきました。内容たっぷりですから、ぜひ聞いてください。
中日国交正常化以来、両国の多くの都市が互いに友好都市を結びました。石家庄市と長野市はその中の一組です。両都市は、1981年に友好都市を結んで以来、多分野で頻繁な交流を行っています。今年は、友好都市提携25周年を迎えました。長野市の代表団は石家庄市を訪問し、記念イベントに参加しました。訪問団が北京に滞在された日、我々は取材させていただきました。今週の「ホットホット通信」では、代表団団長・鷲沢正一さんのインタビューをお送りします。楽しみにしてください。
「kokuseiが聞く」のコーナーは、長島敬一さんのインタビューの最終回をお送りします。お楽しみに。
|