11日夜8時のデモに参加した韓国国会議員たち
韓国国会は、日本帝国主義侵略期に強制動員などの犠牲となった韓国人21,181人が遺族たちに何の告知もなしに太平洋戦争の主犯などと一緒に靖国神社に合祀されていることは韓国の伝統的な宗教観念と民族精神に照らした際に決して容認されえないという点に深く留意し、現日本総理が2001年就任以来、毎年靖国神社を参拝しているのは日本が侵略戦争に対する真の反省なしに寧ろ戦争挑発国としての責任から逃れるために日本国内の戦後世代に意図的に歪曲された歴史観を植えて付けるためであると理解し、これが未来志向的な韓日関係の構築と東北アジアの平和定着に否定的影響を及ぼすだけでなく韓国国民をはじめとしたアジア諸国の人々の甚大な抵抗に直面することはもちろん、日本が外交的孤立を自ら招くことになるということを厳重に警告しつつ、次のように決議する。
韓国国会議員代表団団長 金希宣 キム・ヒソン
1. 韓国国会は、日本帝国主義侵略期に強制的に動員され犠牲となった韓国人たちが遺族たちに対する告知や同意なしに侵略戦争の首謀者と一緒に靖国神社に合祀されたという事実と現日本総理などの定例的な靖国神社参拝行為に対して深い遺憾を表し、関連問題が速やかに解決されるよう尽力することをここに表明する。
2. 韓国国会は、韓国人犠牲者が太平洋戦争を誘発したA級戦犯14人を称え靖国神社に合祀していることは韓国人の伝統的な宗教観念と民族精神に照らした際に決して容認されえないことであるという遺族たちの意に従い、日本政府が合祀取り下げに積極的に乗り出すことを求める。
3. 韓国国会は、現日本総理や閣僚などが靖国神社を参拝することは日本が誤った過去史を真に清算するという意志がないということとして理解し、靖国神社参拝を中断することを強く求める。
4. 韓国国会は、韓国政府が靖国神社の韓国人合祀と取り下げと日本の総理及び閣僚おなどの靖国神社参拝中断のために積極的に努力することを求める。
大韓民国国会靖国神社関連真相調査団
2006年8月
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