日本の宮本雄二中国駐在大使は17日、政府を代表して中国国際貿易促進委員会の元会長でもある現特別招請顧問の兪暁松氏に勲二等旭日重光章を授与しました。長年、中日間の友好事業と経済・貿易協力の促進に寄与したことに対するものです。
宮本大使は大使公邸で行われた授与式で「兪氏は国貿促委会長を務めていた際、民間から中国の対外貿易、外資利用、先進技術の導入を促進し、同時に日中間の貿易と投資を積極的に推進し、日中経済・貿易協力の急速な発展に寄与した。今回の叙勲を通じて、兪氏に対する感謝と敬意を表したい」と述べました。
兪氏は「この勲章は個人の仕事を表彰するだけでなく、中日経済・貿易関係の発展のために努力を続けている人々に対する評価であり、激励である。中国国貿促委および私は「経済で政治を促し、民間が政府を促す」精神に従い、中日両国の政府、民間団体と心を一つにして協力し、中日友好と経済貿易協力の新たな局面を共に切り開くことを願っている」と述べました。
「旭日重光章」とは、日本との友好交流事業を促進した外国人を表彰するもので、中国人は1983年からこれまでに20人余りが受章しています。
兪氏は1997年から2003年まで中国国貿促委会長と中国国際商会会長を務めました。
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