木々の緑が一段と濃さを増してまいりました。日本語部スタッフのみなさん、お元気ですか。私の住む街には、「那珂川(なかがわ)」という大きな河が流れています。6月になりますと、「鮎釣り」が解禁となり、解禁日には関東や東北から多くの釣り人がやってきて、川は人で埋め尽くされます。まず、鮎に隠し針をつけて泳がせます。この鮎を「おとり」と呼んでいるのですが、「おとり」がやってくると、鮎たちは縄張りを邪魔されたと思い、「おとり」に体当たりしてきます。そこをヒョイと釣り上げるのです。この釣り方を「友釣り」と呼んでいます。鮎釣り解禁になると、わが街にも初夏がやってきます。」
中国でも川のほとりで、人々が釣りをしている姿をよく見かけます。中国の川で釣れるのは、コイ、フナ、草魚(ショギョ、コイに似た淡水魚。草を食べる)などです。最近、中国のレジャースポットに行くと、釣堀があります。そこでは、気軽に釣りをすることができます。でも、本当の釣りの愛好者は、やっぱり静かな郊外へ釣りに行くことを選びます。ちなみに、わが放送局にも釣り同好会があります。同好会では不定期に釣り活動を行っています。入会者は安い会費で釣りを楽しんだり、他の愛好者と交流したりすることができます。釣りは体身体面だけでなく精神面も鍛えられるレジャースポーツです。これから、私もやってみようかなあと思っています。
|