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文学そのものは寛容な営みです(劉燕子)
   2006-03-22 10:38:06    cri
 記号、ポストモダン、ボスト・コロ二アリズム、脱工業化など、様々な主義や名称、命名に焦る時代において、越"境"と越 "界"は、おそらくすべての命名の本質ではないでしょうか。

 "あなたたちの「藍・BLUE」には、しっかりした思想的枠組みがないのではないか?"と聞かれることがあります。私は、こう思います。文学そのものは寛容な営みです。小さな川には枠組みがあるかもしれません。しかし、空と海は無限なものです。誰か、空と海の枠組みを見た者があるでしょうか?優れた文学には深い思想があります。文学は究極的に思想的な営みです。

 かつて、旧ユーゴスラビアの作家で、ノーベル文学賞を受賞したアンドリッチ(1892-1975)は、受賞作品 Fドリナの楠山において、橋とは偉大で壮麗な交通の構築物というだけではなく、人類の渇望する心の交流の精神的なシンボルをも意味していると描き出しています。この小説では意味深い伝説を取り上げ、大地に流れる川は悪魔が人類を分裂させたときに残した爪痕で、初めての橋は天使の翼で造ったものです。

 確かに、「藍・BLUE」には様々な不足があり、言うまでもなく中日の間の、東アジアの間の小さな橋です。そしてまた。私達は小さな橋です。それでも、一つの渡し場から一つの渡し場に進み行く途中で、様々な美しい風景に出会います。その小さな出会いに感動して努力して、ささやかですが特色ある文芸誌を作りたいと願っております。

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