貴州料理と聞いたら何を想像しますか?辛い料理でしょうか?四川料理と一緒にされがちな貴州料理ですが、外国人も「はまる」美味しい料理がいっぱい!私から見れば、「貴州料理」は中華料理、日本料理、東南アジア料理の3つの要素を楽しむことが出来るように思います。中華料理は言うまでもありませんが、中国でも他の地域ではあまり見られない納豆や蒟蒻がここにはあるだけでなく、雑炊やおでんに限りなく近いものもあって時に和食の気分を楽しむことが出来ます。また、辛さと酸っぱさが同居したスープの味や、ライスヌードルなんかには地理的にも近いタイやベトナム料理との共通点を感じさせられるのです。
一粒で3度美味しい貴州料理!
日本人の目から見たお勧め貴州料理を紹介します。皆さん、貴州省に来た時は是非お試しあれ!
入門編 「砂鍋粉」(3・5元) 辛さ度:0
石鍋にグツグツと沸いた鶏ガラスープ、その中にたっぷりの具と米粉(ビーフン)が入っています。煎った大豆と葱が入った小鉢もつけてくれるので、その中にお好みで唐辛子を入れたりスープを入れたりし、あつあつのビーフンをその中につけて食べます。ですから辛さの調整はあなた次第。そのままでも十分に良いダシが出ています。寒い冬には本当にあったまる!豚肉、ハム、ウィンナー、レバー、いか、うずら卵、白菜、もやし、きくらげ、昆布、ワカメ、ザー菜が入ってこの値段は本当にお徳!
「人民網日本語版」
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