世界トップクラスの防衛・危機管理展示会であるDSA2018（Defence Services Asia Exhibition and Conference）が、4月16日から19日まで、マレーシアの首都クアラルンプールで開かれる予定です。

　中国国家国防科学技術工業局によりますと、中国兵器工業グループが開発したVT4装甲車や、上海宇宙航空技术研究院が開発したLY-80N兵器システムなどが、今回の展示会に出展されるということです。

　中国は、マレーシアを含む東南アジアの顧客ニーズを満たすため、陸・海・空各軍の装備を含む製品を出展し、模型や実物、展示パネル、映像などを用いて、来場者に中国製品を詳しく紹介します。

　DSAは1988年から開かれている、防衛と危機管理に関する世界5大展示会の一つで、1年おきに開催されています。16回目となる今回は、中国のほか、米国、ロシア、英国、フランス、ドイツなど数十か国・地域の企業が出展する予定です。（非、謙）