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国防省、日本の『防衛白書』を批判

2017-08-09 13:48:50     cri    

 日本防衛省が8日に発表した2017年度『防衛白書』には、中国軍に対する悪意ある中傷と国際社会を公然と欺く内容に満ちています。これに対し、国防省の呉謙報道官は8日に談話を発表し、「中国軍はこれに断固反対し、日本側に厳正な申し入れをした」と明らかにしました。

 日本の『防衛白書』は、再び海上の安全保障問題を口実にした「中国脅威論」を大げさに吹聴し、日本の安全保障環境に危機が迫っていると煽り立て、安倍政権の拡張的防衛政策の継続を後押しするものだとの見方があります。

 これに対し、呉報道官は「日本側は、『中国が東海と南海で自らの主張に基づいて現状を歪めようとする企みは、国際社会や地域の懸念事項である』などと勝手に妄想している。しかし事実上、日本こそが現状を歪め、国際社会の憂慮を招いているのである。周知のように、日本側は軍事的安全保障政策の調整に乗り出し、平和憲法の改正を企て、軍備の拡充に力を入れ、目的性の強い軍事配備を行っている。また、南海の域外国家でありながら、日本は身勝手に南海事務に手を出している。これらの行動はいずれも現状を歪めようとする企みではないか。地域の平和と安定に危害をもたらしているのではないか」と訴えました。呉報道官はさらに、「嘘を繰り返す日本の下心に、国際社会は強く警戒する必要がある」と警告しました。(Lin、謙)

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