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ASEAN(東南アジア諸国連合)のリム・ジョクホイ事務総長は9日、インドネシアの首都ジャカルタで「中国・ASEAN戦略的パートナー関係15周年記念シンポジウム」に出席した際、「ASEANは中国と共に自由貿易を維持し、より緊密な経済パートナー関係を発展させ、この地域の一層の繁栄の為に取り組んでいきたい」との姿勢を示しました。
中国の黄渓連ASEAN大使はこのシンポジウムで基調演説を発表し、「中国・ASEAN協力はすでにアジア太平洋地域協力において、最も成功し、最も活力を持つ手本の一つとなり、地域の平和と安定を維持し、地域の発展を促し、経済のグローバリゼーションと自由貿易を促す中堅勢力となった」と述べました。
ASEANの輪番議長国を務めるシンガポールの陳漢成(タン・ハンセン)ASEAN駐在代表は「ASEANと中国は共にインフラと経済分野の相互連結のレベルアップに力を入れ、発展計画のリンクおよび東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定の締結を推進し、多角的貿易システムと貿易自由化に明確なシグナルを発信している」と述べました。
また、インドネシア外務省のアントニオASEAN事務担当は会議で発言し、「経済一体化は各国協力の揺るがぬ理由であり、世界の平和と安定を守る良好な基盤であり、各国の利益に合致するものだ。ASEANは建設的で包摂的、かつ透明でオープンな形で、定められたルールと国際法に基づき、各国が利益を得ることのできるソリューションを提供すべきだ」と強調しました。(ZHL、む)
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