第20回ASEAN・中日韓(10+3)首脳会議が14日、フィリピンのマニラで開催されました。会議に参加した各国の首脳らは20年来の10+3協力の成果を高く評価し、今後も引き続き平和共存の関係を保ち、共同で発展を促進していくべきだとの見解を示しました。
会議は東南アジア諸国連合(ASEAN)の輪番議長国であるフィリピンのドゥテルテ大統領がモデレートし、李克強首相、日本の安倍晋三首相、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出席しました。会議はこれまでの10+3協力を振り返ると共に、今後の発展の方向性を検討し、貿易と投資の関係、環境と持続可能な発展、人々が関心を寄せる地域問題と国際問題について意見を交わしました。
今会議では10+3協力20周年に関する宣言、10+3指導者の食品安全分野での協力共同声明が採択される予定です。
また、今回の10+3首脳会議は高齢化問題について討議し、ASEANの関連文書及び国連による持続可能な開発のための2030アジェンダにおける高齢化に関する約束の履行を呼びかけるほか、高齢者の看護と健康増進、経済的エンパワーメント、包摂性社会の構築などに関する提案が行われる予定です。(玉華、む)
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