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習主席、オーストリア大統領と会談

2018-04-09 11:37:44     cri    

 習近平国家主席は8日、人民大会堂でオーストリアのファン・デア・ベレン大統領と会談を行い、双方は両国間の戦略パートナーシップを確立し、両国の実務協力を新たなレベルに引き上げていくことで合意しました。この会談にはクルツ首相も同席しました。

 習主席は、ボアオアジアフォーラム年次総会に参加するため初めて中国を訪れたファン・デア・ベレン大統領に歓迎の意を示し、「中国とオーストリアは共に長い歴史と輝かしい文化を持ち、両国人民は友好関係を保っている。クルツ首相をはじめとするオーストリア政府が、対中関係と『一帯一路』構想を執政協定に盛り込んでいることを中国は称賛する。オーストリアと共に両国協力の潜在力を掘り出し、両国人民の福祉のために友情と協力を強めていきたい」と述べました。

 これに対しファン・デア・ベレン大統領は「中国は改革開放を実施して以来、これまでになかった経済成果を上げており、両国協力の新たなチャンスをもたらしている。オーストリアは、中国との経済貿易、投資、科学研究、環境保護、クリーンエネルギー、文化、スポーツなどの協力に力を入れている」と述べました。そして、気候変動対応などの世界的事務で中国が果たしている積極的な役割を高く評価し、両国の交流と意志疎通を強化して、7月にEUの輪番議長国になってからはEUと中国の協力強化に寄与したい意向を示しました。

 また、李克強総理は8日午後、釣魚台国賓館でファン・デア・ベレン大統領と会見しました。李総理は「中国とオーストリアは協力の基盤が強固であり、優位性と将来性を持つ。両国貿易と相互投資、ハイレベル製造業、科学技術、イノベーション、省エネ、エコなどの分野で新たなポイントを確立し、『一帯一路』と『16+1協力』の枠組みで互恵協力を進めていきたい」と述べ、オーストリアを含むEU諸国と共に、貿易と投資の自由化と利便化を促進し、さまざまな保護主義に反対して多国間貿易の体制を維持し、双方に福祉をもたらしていく意向を示しました。(Mou、星)

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