ボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会が8日から海南省のボアオで開かれています。この日の午後、習近平国家主席は、北京の人民大会堂で、年次総会に出席するため北京入りした国連のグテーレス事務総長、オーストリアの大統領とそれぞれ会談しました。
会談で、習主席はグテーレス事務総長の訪問とボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会への出席に歓迎の意を示したうえで、「国連の役割発揮への支持や国連の権威と地位の擁護は、中国外交の基本政策だ」と強調しました。
習主席はグテーレス事務総長との会談後、同じく人民大会堂で、初の中国公式訪問となるオーストリアのファン・デア・ベレン大統領をはじめとする代表団と会談しました。代表団には内閣長官4人のほか、セバスティアン・クルツ首相も含まれています。大統領と首相が同時に外国を訪問することは、国際交渉の歴史でも非常に稀なことです。これに対して、習主席は「ベレン大統領と会談できたことをうれしく思っている。中国への初訪問及び海南省で開かれるボアオ・アジアフォーラムへの出席を歓迎する」と述べました。(朱 星)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |