会員登録

習主席、李総理が国連事務総長と会談

2018-04-09 10:52:30     cri    

 習近平主席と李克強総理は8日、国連のグテーレス事務総長とそれぞれ会談しました。

 習主席は人民大会堂でボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会に出席するため中国を訪れたグテーレス事務総長を歓迎し、「国際情勢はここ数年間、新しい発展と変化が生じた。国際問題は極めて多く、ガバナンス・システムと能力の問題を解決しなければならない。われわれはグローバルガバナンスを絶えず推し進め、課題に対応すべきである。中国は人類の運命共同体を構築する経済、政治、文化、社会、生態文明という"五位一体"の戦略を打ち出した」と述べました。

 さらに習主席は「国連の役割の発揮を支持している。国連の権威性と地位を保つことが中国の基本的な外交政策である」と強調しました。

 一方、グテーレス事務総長は習主席の当選に祝意を表し、「中国にとって、歴史的な意義を持つ」と評価するとともに「中国の改革開放が始まって40周年の節目の時期に中国を訪問し、ボアオ・アジアフォーラム年次総会に出席できることをうれしく思う。向こう数十年、中国は国際問題の解決においてより大きな影響を与えると信じている」と示しました。

 双方はともに関心を寄せる国際と地域問題について意見を交わし、グテーレス事務総長は中国が対話を通じて朝鮮半島の非核化推進のプロセスに果たした役割を評価しました。

 また、李総理は同日午後、釣魚台国賓館でグテーレス事務総長と会談し「現在、世界経済は回復しているが、基礎が強固ではない。このほか、ユニラテラリズム(単独行動主義)と保護貿易主義が台頭しているため、不安定かつ不確定要素が依然として存在している。最も大きな発展途上国として、中国は実力に相応しい国際責任を担い、国際社会と共に貿易と投資の自由化や利便化を支持し、保護貿易主義に反対する。そして、経済のグローバル化をより開放的で包摂的なものにし、互恵ウィンウィン、バランスの取れた方向に向かって推し進め、人類により大きな貢献を果たしたい」との期待を寄せました。(殷、星)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS