河北省保定市に雄安新区が設立されて、1日でちょうど1年になりました。習近平国家主席が出した「世界の目、国際の基準、中国の特色、高い起点」という発展条件に沿って、雄安新区ではゼロの状態から青写真が描かれ、大型プロジェクト、市民生活、雇用など、いずれも著しく進展してきました。
去年の4月1日、雄安新区の設置が決まりました。範囲は保定市の雄県、容城県、安新県とその周辺の一部にわたっています。
容城県馬庄村の北部では、新区建設のシンボルとも言われる市民サービスセンターの組み立て工事が完了しました。政務サービスや将来計画の展示、会社のオフィスなどに利用されるものです。
この2月末には、北京に達する都市間鉄道が着工しました。新区で初めての大型の交通プロジェクトで、来年9月に新空港と共に開通の予定です。開通後は、北京までわずか30分で到着します。
また、国家クラスのイノベーションの場を設け、それにより発展を目指していくという計画に基づいて、新区には首都機能を備えたエリアを設けています。現在、インターネット大手のアリババやテンセント、Baidu、Jingdong Financeなど100社余りのハイテク企業が拠点を構えています。
このように、大型プロジェクトを進めてハイテクやイノベーション型の企業を誘致しているほか、生活面でも力を入れており、125万人の住民に発展の成果をもたらそうと努力しています。去年の6月末から、家事手伝いや電子商取引の運営など12項目について、無料で職業研修が実施されています。(玉華、森)
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