対象企業は、国家戦略に沿ったもので、コア技術を把握し、市場認知度が高いことが条件です。具体的には、インターネット、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能、ソフトウェアや集積回路、ハイテク装備の製造、バイオメディカルなどの技術産業や戦略的新興産業で、一定の規模である企業が対象です。経営規模については、海外で上場している場合は市場価値2000億元以上、海外非上場の場合は過去1年間の売上高30億元以上、推定価値200億元以上とされています。
このように、海外で上場した優秀な企業を国内に戻すために、条件を満たす企業については、中国預託証券(CDR)の発行による国内での上場を認めます。また、条件を満たせば株を発行することもできます。
CDRとは、香港を含め海外で上場した企業が、発行株の一部を現地の銀行に委託管理させるもので、国内の預託銀行が発行し、国内のA株(国内投資家向けの株)市場に上場し、人民元で決済され、国内の投資家の売買に使われる投資の証憑のことです。(殷、森)
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