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都市部と農村部は歩調のそろった発展を=習主席

2018-02-13 11:09:17     cri    

 四川省を視察中の習近平国家主席は12日、2008年5月12日に発生した汶川大地震の中心地であった映秀鎮を訪れ、震災発生10年後の復旧状況を視察しました。その後、習主席は更に「全国文明村」に指定された成都市の戦旗村を視察に訪れ、「衣食の問題が解決され、いくらかゆとりのある暮らしを実現した後は、農村部の振興にも取り組まなければならない」と強調しました。

 同日午前、習主席は映秀鎮にある漩口中学校の跡地で、汶川大地震の遭難者と、救援活動で犠牲となった人々に花輪を捧げると共に、3回深々とお辞儀を捧げました。さらに「地震の遺跡の保護を徹底し、重要な愛国主義教育の場として育てていってほしい」と現地の人々に語りかけました。

 その後、習主席は成都市の戦旗村を訪れ、「インターネット+シェア型農業」という参加型のオンラインプラットフォームを視察し、インターネットを活用して販売ルートを開拓していく試みを称賛し、農民たちを激励しました。

 習主席はまた、「13億を超える人口を抱える中国は、自らの手で食の問題を解決しなければならない。都市化がどこまで進もうとも、農村部にはなお数億人の人口が存在し続ける。我々は都市部の繁栄の実現ばかりに力を入れ、農村部を立ち遅れたままにしたり、衰退させておくようなことをすることはできない。そして、農村部の発展についても、産業発展や物質面での向上をはかるだけでなく、精神面と文化面での豊かさも忘れぬようにしなければならない」と強調しました。(洋、む)

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