「新時代、新金融、新発展」をテーマとして、北京展覧館で行われていた北京国際金融博覧会が28日に終了しました。今回は金融機関130社以上が出展し、それぞれ発展の成果などを披露しました。

　会場では「実体経済への金融サポート」、「金融リスクの防止」、「スマート金融」、「地域金融」などのエリアが設けられました。

　博覧会の実行委員会によりますと、世界的に金融のテクノロジー化が進む中、銀行や保険、証券など従来からの金融機関がマーケットの中心となっており、これら各業者の最新の成果が今回の博覧会の目玉となったとのことです。この中で、中国建設銀行は、ロボット「小龍人」を使って、会場内の見学者に対して業務内容やフィナンシャルプランをPRしていました。

　そのほか、ビッグデータや人工知能（AI）などの普及に伴い、インターネット金融会社がかなりの数に上っています。この博覧会で実施された中国の金融に関するフォーラムで、複数の業界関係者が、「中国経済は今後も引続き穏やかに上昇していく。市場での投資計画は価値のある投資が中心となっており、バイオメディカル、製造、消費などは長期的な期待が持てるだろう」との考えを表しました。（雲莎、森）