アメリカのイレーン・チャオ運輸長官は14日デトロイトで、北米国際モーターショーの関連イベントに参加した際、トランプ政権が今年夏に自動運転車に関する新しい指針を公表し、自動運転車の開発と生産をめぐってメーカーにより多くの便宜を提供していくと明らかにしました。

　チャオ運輸長官は「新しい指針は自動運転車の開発問題を解決するだけでなく、メーカーが自動運転技術をバスや地下鉄などの公共交通機関やその他の運輸ツールに用いるために環境を整えるものとなる。自動運転技術の開発と統合を妨げる要素を取り除くことが目標だ」と示しました。

　昨年9月、アメリカ運輸省は自動運転車の開発と走行に関する包括的な指針の改定版を公表し、自動運転車のテストについてメーカーにより大きな裁量を与えています。（ZHL、星）