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瀾滄江―メコン川協力首脳会議、中国の貢献を振り返る

2018-01-11 16:10:36     cri    
 瀾滄江―メコン川協力第2回首脳会議が10日、カンボジアの首都プノンペンで行われました。李克強首相とカンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、ベトナム5カ国の指導者らは、次の段階の瀾滄江―メコン川協力について討議し、計画を策定しました。

 会議期間中、中国は瀾滄江―メコン川経済発展ベルトの確立や瀾滄江―メコン川諸国運命共同体の建設などについて実務的な提案を行い、参加者からの賞賛を得ています。会議はまた、「瀾滄江―メコン川協力5カ年行動計画(2018~2022)」と「瀾滄江―メコン川協力第2回首脳会議プノンペン宣言」を採択し、次の段階の協力の方向性や方法を明示しました。

 瀾滄江―メコン川協力メカニズムの確立から2年間で、中国が設立した瀾滄江―メコン川協力専門基金は6カ国の130余りの協力プロジェクトに資金を提供しており、また、中国政府が提供した優遇策付きの100億元のローンが、この地域のインフラ施設や生産能力分野での協力プロジェクトを支えています。中国は、さらに医療衛生や教育、農業などの分野における協力によって、各国の人々に実利をもたらしています。2017年に、中国とメコン川流域5カ国の貿易総額は2000億ドルを超えており、人的往来は延べ3000万人近くとなっています。

 今回行われた第2回首脳会議で、中国は新たに水資源の利用や、水利施設の建設、農業、人的資源、医療衛生などの分野における多数の項目の協力案を提示しました。李克強首相は会議後の記者会見で、「中国は常任議長国として、背負うべき責任を果たさねばならない。メコン川流域諸国から米や果物などの農産品を輸入し、農産物加工に関する協力を強化していきたい。また、過去2年間でこの地域の留学生1万2000人に政府奨学金を授与してきたが、今後さらにその人数を増やしていく。このほか、医療衛生の分野でも協力を進め、関係国家の心臓病や白内障の患者に無料で治療を提供していく方針だ」と述べました。(藍、謙)

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