朝鮮は29日、「本日、新たに開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM)『火星15』の試験発射に成功した」と宣言しました。
朝鮮中央通信社は同日、朝鮮政府の声明を発表し、「朝鮮の最高指導者である金正恩氏は、28日にミサイル試射の命令に調印した。試射は現地時間29日の午前2時48分、平壤の郊外にて行った。ミサイルは予定の軌道に沿って53分間飛行し、高度は最高4475キロまで上昇、950キロの距離を飛行して、朝鮮半島東部海域の海上に設定された目標水域に着弾した」と伝えました。
また、「試射は最大の角度で発射しており、周辺国家の安全面にいかなるマイナスな影響も与えてはいない」と表しました。
声明はさらに、「新型大陸間弾道ミサイル『火星15』は、米国本土全域を攻撃できる超大型重量級核弾頭の装着が可能である」と説明し、7月に発射した「火星14」と比較して「戦術的な仕様と技術的な特性ではるかに優れている」と主張しました。(雲、謙)
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