国連安保理の今月の議長国であるエチオピアは14日夜、メディアに対し、「国連常駐のアメリカ代表と日本代表の要請に応じて、安保理は15日午後緊急会議を開き、朝鮮のミサイル発射問題を討議する」と通達しました。

　アメリカ軍太平洋司令部が発表した声明によりますと、朝鮮は北京時間15日5時57分にミサイル発射実験を行い、ミサイルは日本北部の上空を通過した後、太平洋に落下したということです。

　朝鮮は9月3日に6回目の核実験を行っており、国連安保理は同日、朝鮮に対する新たな制裁措置を主な内容とする第2375号決議を全会一致で採択すると同時に、外交や政治的手段で半島の核問題を平和的に解決し、半島及び東アジアの平和と安定を維持するよう呼びかけていました。（非、謙）