ハンガリーを訪問中の李克強首相は現地時間27日、ブダペストで、中東欧16カ国の指導者と共に「中国・中東欧諸国協力16+1」メカニズムの5周年を記念するイベントに出席し、講演を行いました。

　李首相はこの中で、「『16+1協力』はこの5年間で一連の成果を収め、より大きな生命力を見せた。我々の協力は相互尊重と平等互恵を基礎とし、中国と中東欧諸国の共同発展を目指し、自国や本地域の人々の福祉を図るものだ。共通の願いが叶い、複数の分野でより大きな成果が収められるだろう。中国・中東欧諸国協力が、時間の経過に伴って、ますます実り豊かなものとなっていくよう望む」と述べました。

　李首相は同日、クロアチアのプレンコビッチ首相、スロバキアのフィツォ首相、エストニアのラタス首相、リトアニアのスクバルネリス首相、モンテネグロのマルコビッチ首相、チェコのソボトカ首相、ブルガリアのボリソフ首相ら中東欧諸国の指導者とそれぞれ二国間会談を行い、両国関係や「16＋1協力」について意見交換をしました。各国の指導者らは皆、今回の会合の成果を評価し、「李首相の発言によって『16＋1協力』に新たな活力が注がれた」と表明するとともに、経済貿易、人的交流、インターネットを通した連携などで中国との協力を深め、より美しい未来を切り開いていくことへの期待を示しました。（Mou、謙）