現地時間27日正午、李克強首相はハンガリーのブダペストで第6回中国・中東欧首脳会合に出席した後、ハンガリーのオルバーン首相、ブルガリアのボリソフ首相と共同記者会見を開きました。
李首相はその際、「中国・中東欧協力は相互尊重、平等互恵の下に進められており、双方だけでなく、地域ならびに世界を利するものだ。それは中国・中東欧協力というクロースボーダー協力プラットフォームが、グローバル化に対応して生まれたものだからだ。『16+1』協力は可能な限り各国の実情に寄り添う形での参加を許容することで、貿易の自由化と投資の利便化を加速させ、ヨーロッパの一体化プロセスの進展を利するものとなるだろう」と述べました。
李首相はさらに、「中国は長きにわたり、ヨーロッパは世界の平和と発展を維持する重要な力であると認識しており、ヨーロッパの繁栄と安定を望んでいる。中国は中東欧16カ国の一部の国のEU加盟の意向を支持し、その他の国際機関や地域協力への参加を尊重する。これらの動きは16+1協力を中欧の協力関係を有益に補完する存在にすることができると共に、グローバル化した健全で均衡のとれた発展の一部とすることができる」と強調しました。(Lin、む)
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