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　24日午前、フィリピン北部のクラーク経済特区で、第4回ASEAN拡大国防相会議が開催されました。中国国務委員である常万全国防相が、ASEAN＝東南アジア諸国連合の10か国、オーストラリア、インド、日本、ニュージーランド、ロシア、韓国、米国の7か国の国防相と共に出席しています。

　常国防相は、「中国共産党第19回全国代表大会が盛大に開催され、中国の特色ある社会主義の偉大な事業が新時代に入った。世界最大の発展途上国として、中国の平和的な発展はアジア太平洋地域の未来とかかわっている。中国は、各国が共に建設し、共有し、ウィンウィンの道を歩むことを主張している。各国はゼロサムから脱却し、話し合いを通じてリスクをコントロールし、争いやデリケートな問題を適切に解決しなければならない。また中国軍は、アジア太平洋を含む世界各国の軍と交流し、実務協力を進めて、理解や信頼を深め、地域の安全対話や協力体制を発展させていく。地域そして世界の平和と安定を共に維持し、繁栄させていく方針だ」と述べました。（殷、森）