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中国外務省の耿爽報道官は3日、北京での定例記者会見で、「中国とASEAN(東南アジア諸国連合)との関係発展は承前啓後(過去のものを受け継いで、未来を切り開く)とグレードアップというカギとなる段階にあり、大いに発展していく新たな契機に直面している」と述べました。
耿報道官は、「今年はASEAN創立50周年と中国・ASEAN観光協力年に当たり、来年は中国・ASEAN戦略的パートナーシップ構築15周年を迎える。双方の関係は承前啓後、グレードアップというカギとなる段階にあり、大いに発展していく新たな契機に直面している」と述べた後、「中国はASEANとともに現在に立脚し、未来に目を向け、『一帯一路』構想とASEANの発展計画をマッチングして実務的な協力を深化させ、よりハイレベルの中国・ASEAN戦略的パートナーシップを目指しながら、より緊密な中国・ASEAN運命共同体を構築していく」と述べた後、さらに、「中国はASEAN諸国とともに、南海地域の得難い安定した情勢を維持し、『南海行動準則』に関する交渉を穏便に進め、海上協力を引き続き拡大し、東アジアの協力を共に導いて地域の一体化と経済のグローバル化にプラスエネルギーを注いでいく」と指摘しました。(Lin、Kokusei)
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