中国共産党第18期中央委員会が18日、中国共産党第19回全国代表大会に報告書を提出しました。「今世紀の半ばごろに、中国を富強・民主・文明・調和の取れた美しい社会主義現代化強国とするため、新たな発展理念を貫き、現代化経済体系を構築していく」とされています。

　この報告で習近平氏は、「わが国の経済は、すでに高速成長から質の高い発展を目指す段階へと切り替わっており、供給側の構造改革を主軸として、経済発展の質・効率・原動力を変革させていく。経済発展の重点を実体経済に置き、製造強国づくりを加速させ、世界レベルの先進的な製造業者を育成する。革新型国家の建設を加速し、農村の振興戦略、地域間の協調発展戦略を実施し、社会主義市場経済体制の充実化を急ぎながら、国際競争力を持つグローバル企業を育成していく」と明らかにしました。（Ｌｉｎ、森）