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<党大会>中日友好人士、中国の外交成果に高い評価

2017-10-12 18:18:44     cri    

 この国内外の各界の友好人士から注目を集める中国共産党第19回全国代表大会が10月18日に北京で開催されます。大会開催を控え、長年中日友好交流事業に携わってきた西園寺一晃氏が先頃中国国際放送局記者のインタビューに答え、中国共産党第18回全国代表大会開催以来、習近平総書記を核心とする共産党中央委員会が率いる中国の収めた外交活動の成果を高く評価した上で、中日両国の関係発展に期待を示しました。

 西園寺氏はまず、習主席が9月上旬に開催されたBRICS首脳会合の開幕式で行った基調講演を高く評価し、「習主席の講演内容から、中国が国際社会の中で平和外交政策を遂行する強い思いが読取れ、講演が平和と友好への決意を伝えていることを感じとった。BRICS協力メカニズムはメンバー国全員にとって協力と共栄をもたらすものである。特に中国は、国家運営の先進理念を余すところなく表現し、自らの制度と進みゆく道への自信が表れていた」と述べました。

 また、西園寺氏は「習主席の率いる中国が世界の舞台で果たす役割は重要性を増している。特に、中国が主宰する『一帯一路国際協力サミット』、杭州で行われたG20首脳会合などは、国際社会に深い印象を残した。現在の中国は大国の責任を背負っており、国際秩序を維持していく上での経験と方法論は日本も学ぶべきものがある」と述べた上で、「中国は国際的権利を行使するだけではなく、その責任と義務も積極的に担おうとしている」と強調しました。

 今年5月、日本の自民党幹事長である二階俊博氏は北京で開催された『一帯一路国際協力サミット』に出席、その後、日本の安倍晋三首相も『一帯一路』提案の枠組みへの協力を検討する意思を明らかにました。また、6月5日、安倍首相は東京で行ったスピーチの中で、『一帯一路』建設の構想は世界の違う地域の可能性をつなげる構想と述べたうえで、日本の『一帯一路』建設への参加の意向を示しました。こうした動きについて、西園寺氏も積極的に評価しています。

 中日国交正常化45周年という大切な節目にあたる今年、西園寺氏は「日本にとっての最大の貿易相手国として、中国の発展は日本にとっても極めて重要である。中日両国は左右の手のように、同じ船の上で助け合うパートナーとして共に手を携えて前進してほしい。この先、中国には国際舞台でますます重要な役割を果たしてほしいと思うと共に、将来の日中両国が国際社会の平和と繁栄のために共に努力するよう希望している」と述べた上で、「中国共産党第19回全国代表大会は国際社会から注目される大イベントであり、大会の順調な開催を期待している」と述べました。

 西園寺氏は、東京都日中友好協会副会長、日本工学院孔子学院長を歴任し、長年間中日友好事業に携わっています。名門の一族に生まれた西園寺氏の尊父である西園寺公一氏も、中日の国交正常化以前から中日の友好の為に奔走しており、時の周恩来首相に中国駐在の日本『民間大使』と呼ばれていました。(取材・写真:趙雲莎)

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