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世界銀行は4日、マレーシアの首都クアラルンプールで、東アジアおよび太平洋地域の半期経済報告を発表しました。この中で、中国経済の成長率について、今年が6.7%、来年は6.4%、再来年は6.3%になると予測しています。
同報告は「中国の今年の成長率は予測を上回り、去年と同レベルの6.7%になるだろう」としました。今年4月の予測では中国の今年の経済成長率は6.5%、来年の成長率が6.3%でしたが、共に上方修正されたことになります。
報告はまた、「中国経済の成長エンジンは投資から内需拡大に切り替わっている。その変化に伴いバランスを取り直すプロセスはしばらく継続するだろう。また、成長は2018年から2019年にかけて緩やかになるだろう」としている一方、「中国の推進する国営企業改革が、これら予測値を押し上げる可能性は大きい」と指摘しました。
このほか、東アジアおよび太平洋地域の半期経済報告は、域内の発展途上国の経済成長も上方修正しました。(朱、謙)
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