20160119news6
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世界銀行がこのほど発表した報告書「世界開発報告2016:デジタル化がもたらす恩恵」によりますと、世界人口の60%、およそ40億人が今なお、拡大を続けるデジタル経済から取り残されているということです。
報告は、「2005年以降、インターネットやスマートフォンといったデジタル技術は発展途上国で急速に普及しつつあるが、成長の加速、雇用拡大といった恩恵は期待されたほどはもたらされておらず、先進国に偏っている傾向がある。今日、世界人口の40%がインターネットへのアクセスが可能な環境にある。これは驚異的な変容ぶりだ。ここまで達成できたことは喜ばしいが、一方で、新たな下層階級を作り出さない配慮が重要だ」としています。(殷、謙)
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