ジャマイカへの訪問を終了した楊潔チ国務委員は12日、アメリカでティラーソン国務長官と会見しました。

　楊国務委員は、「アメリカとの良好な関係を維持することは、両国にとってプラスになり、国際社会の共通の願いでもある。習近平国家主席とトランプ大統領の指導により、両国の関係はこのところ大きな進展を遂げている。両国トップの大切な合意事項を行動に移し、互いに尊重しあい、互恵協力を貫き、集中的に協力し、食い違いを処理し、健全で安定した発展を進めていく」と述べました。

　さらに、「習近平国家主席の要請に応じ、トランプ大統領が年内に中国を公式訪問する。実りのある訪問となるように、米国とともに努力していきたい」と表明しています。

　これに対して、ティラーソン長官は、「中国と共に、両国の関係発展を目指していく」と表明しました。トランプ大統領は、中国訪問で習主席とともに米中関係を発展させていくことに大きな期待を寄せている、ということです。（Mou）